先輩オーナーインタビュー
小さい頃から家が商売をしており、生まれついての商人育ち。家族で旅館業、割烹、不動産賃貸業、蟹専門店を経営していたこともありました。バブルが終わり閉店した後、目指したのはやはり飲食での開業。フランチャイズチェーンのコーヒーショップや立ち食いそば屋などを調べましたが、経営方針や投資額の面で一番あっていたのが花月嵐。当時は毎月新店をオープンさせ、チェーン店としての勢いもすごかった。新店での開業は大変でしたが、お店を一から作り上げる楽しさはありましたね。
花月嵐本部のよい点は、広告宣伝をしっかりやってくれるところ。新メニューを次々と開発し、売り出し方もよく考えられている。ポスターなどの販促ツールも多く、安心して営業に専念できます。私がお店をオープンした16年前に比べ、本部が大きく変化・成長した点ですね。
今後は、昔やっていたテレビＣＭの復活に期待しています。研修に関しては、私の時代はいろいろな意味で厳しかったけれど今はシステム化され、進化しているようです。
ラーメン一杯とはいえ、食べに来てくれるお客様にとっては非日常。当たり前のことを当たり前にきちんとやって、居心地のよい店を作ることが大事。
16年間、いい時も悪い時もありましたが、どん底の時は歯を食いしばって耐えるしかない。
儲からなくても「生きていける分だけ稼げればいいや」なんて、いい意味で開き直ったり。
あまり思いつめず、フラットな心でやってきたのがよかったのかもしれません。
独立してお店をはじめると、スタッフや家族の生活を守る責任がより強く生じてきます。公私においてさまざまな問題に直面することもあるでしょう。そんな時、勇気を持って即座に決断できる人はいいですね。
時間をかけすぎて悩んでいると、どんどん悪い方に流れていってしまうから。自分の決断がたとえ人と違っていても、決めた以上は行動し、次のステップへ。
迷っているうちは何かが足りないのではないかと思います。
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