先輩オーナーインタビュー
今まで様々な仕事をしてきたのですが、いつかはオーナーとして自分のお店を持ちたいという気持ちがありました。どうせならチャレンジしたことのなかった
「人と接する仕事」をしたいと思い、飲食店のFCチェーンに的を絞りました。
その中で花月嵐を選んだ理由は サポート体制がどこよりもしっかりしていると感じたためです。
飲食業界未経験の自分にとって、
専門知識を持った経験豊富な方々が手を差し伸べてくれることは願ったり叶ったりでした。
オープン前の研修は思っていたよりも大変でした。
知識と技術、両方の側面からラーメンを学ぶことを求められるので、あれも覚えてこれも覚えてと忙しい毎日でした。
でもそれがあるからこそ、約2ヶ月程でお店に立つことができるんです。
他のFCは数ヶ月、個人店であれば数年かけないとオーナーとしてお客様にラーメンを提供できないことが多い中で、この素早さは非常に魅力的です。
「既存店引継ぎ開業プラン」でオープンしました。
以前のオーナーが10年以上続けていたお店を引継いだ理由は、お店の規模が理想的であったこと。
そして新規でオープンするよりも開業資金が安かったことにあります。
比較的小さいお店なのですが、 工夫次第で来客数は確実に増えると思っていたので、狙い通りになったことはとても喜ばしいです。
このお店は両親と共に切り盛りしています。
元々手伝ってもらうつもりはなかったのですが、どうしても人手が必要になったことからお願いし、二つ返事で引き受けてもらいました。
スタッフとしてお店を回してくれる強い味方という面はもちろん、仕事をする上での精神的な支えになってくれています。
両親が一生懸命仕事に打ち込む姿を目にすると、自分ももっとがんばろうと、気持ちが引き締まります。
住宅地にお店を構えているので、地元のお客様に足を運んでもらえるようになることが欠かせません。
ですから、マニュアルをきっちり守り味の良いラーメンを提供するのはもちろん、また来たくなるような接客をすることが大きな要になります。
その点において、大いに信頼を寄せる相手が母です。
一般的なラーメン屋にはない心地良い距離感での接客。
それがお店を温かい雰囲気にしてくれているんです。
花月嵐のラーメンとして胸を張れるクオリティのものを提供した上で気持ちよく食事していただければ、お客様はリピートしてくれると思っています。
ですから、お客様とのコミュニケーションを何よりも大事にしています。積極的なお声掛けや店外までのお見送りなど様々な工夫をしていますが、一番いいのは仲良くなっちゃうことですね。
気兼ねなく足を運べる「もうひとつの食卓」のように感じてもらうことが、地元の方に愛される秘訣になると思います。